現在、サプリメントなどを利用されている方は、国民の70%と言われています。
サプリメントは食品に分類されるため、国の審査を通ったものではありません。成分や容量が異なるサプリもあり、信頼のおけるメーカーを選ぶ必要があります。
病院で処方されているものと同じ成分のサプリも市販されていますが、有効成分の含有量が圧倒的に低いことがほとんどです。
抗加齢医学の視点から、選ぶに値するサプリとしては、
・マルチビタミン(特にビタミンCやビタミンB1)、ミネラル(特に亜鉛など)
・骨粗鬆症サプリ(ビタミンD、イソフラボンなど)
・EPA、DHA(オメガ3系脂肪酸)
・・などなどがあげられます。
医学的根拠不十分なサプリとしては、クロレラ、グルコサミン、コンドロイチン、プルーン、アガリクス、ロイヤルゼリーなど・・多数あがります。
特に、ウコン、クロレラやビタミンKを含むサプリ、肥満サプリなどは副作用や飲み合わせに注意が必要です。
そして、女性の美しさを引き出すサプリとして有名なプエラリア・ミリフィカは、女性ホルモンの活性化を促すと言われておりますが、誤った服用でホルモンバランスが崩れ健康被害の報告が増えていますので気をつけてください。
当院では各種サプリに対応しております。内科・整形外科・抗加齢医学の観点から、当院としては、ビタミンD(骨粗鬆症、免疫強化)、ビタミンC(抗酸化)、グルタミンビオ(アミノ酸・乳酸菌産生物質で抗ストレス、腸内環境改善)を特におすすめしています。
サプリは上手く活用しましょう。
それにより、私達の身体の「最適な栄養素の補給による健康な状態へ改善するパワー」を最大限に発揮できると思います。