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コロナ太り増加中、冬こそダイエット

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新型コロナ感染予防による外出自粛の影響で、日本では約4割の人が体重増加したと言われております。
ある健診機関の調査では、コロナ前に比べ、コロナの影響があった2019~2020年度比では、新たにメタボと診断される増加率か約2倍になっています。とくに中性脂肪と血圧が悪化した人が多く、コロナ禍での生活は生活習慣病になりやすい環境だったといえます。

コロナ太りには、外出が減ったことによる運動不足、食べ過ぎや飲み過ぎによる摂取カロリー過多など、いろいろな要因が関連していますが、体重が増えると生活習慣病のリスクが高まり、腰痛や膝痛の要因になるデメリットもあり無視はできない状況です。
1)運動・身体活動面
スポーツジムやプールの閉鎖によって、趣味や健康づくりのための定期的な運動が中断した方も多いようです。コロナ流行前に比べて1日あたり2,000歩~3,000歩減というデータもあり、2ヶ月で約1kgの体重増につながる計算になります。
<対策>
不足した消費カロリー分を家事で消費したり、感染対策をして近所のウォーキングを習慣化するなど、意識して身体活動量をアップしましょう。

2)食事面
家にいる時間が増えたことにより、間食が増え、普段は取り組めなかった手のこんだお料理やお菓子作りに挑戦して摂取カロリー量が増える人も多いようです。
<対策>
コーピングと言って、食欲を刺激されたら、掃除をしたり、ネイルや顔パックなどの美容ケアをしたり、すぐにできること(集中できること)に気持ちをスイッチさせると、食欲をコントロールできる自信につながります。

3)精神面
コロナ鬱という言葉もあるように、コロナによる将来の不安や外出自粛でストレスを感じている方も多いようです。ストレスホルモンにより、食欲は増進し体への脂肪蓄積を促します。
<対策>
ストレス発散法を見つけ積極的に実施しましょう。人と『つながる』ことが減るとストレスを感じやすくなるため、今後の課題と言えます。

4)睡眠不足
生活リズムが乱れたり、運動不足で体の疲労感が少ないと、睡眠時間が短くなり、食欲の増大につながることが分かっています。寝不足すると、パンやパスタなどの炭水化物の多い主食や、砂糖の多く含まれるスイーツ、塩気の強いスナック菓子やナッツなどが食べたくなります。
<対策>
日中は少しでも体を動かしましょう。寝る前1~2時間にぬるめのお湯での入浴をお勧めします。

これから寒い冬に突入し、運動も減り食欲はさらに増進し体重が増えやすい季節になります。
春に薄着になって慌てないように、今から対策しましょう。
効率よくダイエットするには、食事療法に加え、運動する=体内の糖質や脂質などをエネルギーに作り変えることが大切です。

効率良いダイエットに以下の栄養素が重要です。
①αリポ酸
炭水化物などの糖質をエネルギーにするサポート役がαリポ酸です。
人間の体の細胞の中にはエネルギーを作るミトコンドリアがあり、そこへエネルギーの素になる糖質を運びます。

αリポ酸を含む食品
・レバー  ・ほうれん草 ・ブロッコリ ・トマト  など

②L-カルニチン
油などの脂質をエネルギーにするのに欠かせないのがL-カルニチンです。
こちらもミトコンドリアへエネルギーの素になる脂質を運ぶ役割があります。
L-カルニチンを含む食品
・羊肉 ・牛肉 ・豚肉 ・鶏肉 ・あさり など

これらを十分摂取した上で、運動すると効率よいダイエットにつながります。
食事だけでは難しいことが多く、当院では自費診療となりますが、「脂肪燃焼促進点滴」が人気でおすすめです。ぜひ上手にご活用ください。
これらを意識し、健康的なダイエットで、理想の体型を目指しましょう!

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