アメリカの救命救急医学専門家集団であるFLCCCアライアンスがコロナ感染後後遺症(Long Haul Covid)やワクチン後後遺症の治療プロトコールを更新しております。
最近、これらの後遺症がしばしば問題となっております。
ワクチン後後遺症については、決め手にかけるので因果関係を立証するのが難しい状況です。
症状)
著しい倦怠感、労作後倦怠感、ブレインフォグ(記憶、集中、処理能力の低下)、動悸、筋力低下、四肢のしびれ、めまい、筋肉痛、睡眠障害、関節痛
他・・・ うつ、耳鳴り、帯状疱疹、口内炎、頭痛、脱毛、月経異常、甲状腺炎など・・。
原因)おそらく「スパイク蛋白」
諸検査で他疾患が除外されていることが条件。
FLCCCによる推奨プロトコール)
①毎日の間欠的ファスティング
ファスティングとは、断食のことで12、16、20時間断食が勧められている。断食はオートファジー(細胞内の異常な蛋白の蓄積を防ぐ細胞の仕組み)を活性化させる。
他)、レスベラトロール(サプリ)・・など。
②ビタミンC 2000-3000mg/day の摂取
③ビタミンD 4000-5000IU/day の摂取
④高濃度ビタミンC点滴、グルタチオン点滴
うつなどのメンタルヘルスの不調について)
①もともと腸内環境が良くない人に起こりやすい。
リーキーガット症候群とは、腸粘膜に小さな穴があくのが始まりとされている。本来体内には取り込まないはずの細菌や毒素などの有害物質まで体内に取り込んでしまうことになり、さまざまな症状を引き起こす。これがリーキーガット症候群。血糖の乱高下も出現し、特に、リーキーガットもある人は、後遺症としてのメンタル不調をきたしやすいとも言われている。
②免疫異常による神経伝達物質の生合成阻害
その過程に必要な、ビタミンB6、ビタミンC、鉄など積極的にとるべき。
後遺症克服のためのセルフケア)
①抗酸化力・解毒力・免疫力・代謝効率を向上させる食材を積極的に摂取する。
②ビタミンB、C、D、亜鉛、ヘム鉄、マグネシウム、必須アミノ酸、オメガ3など積極的に摂取する。
③過剰な糖質、トランス脂肪酸、添加物を控える。
④適度な運動と半身浴を心がける。