当院では交通事故診療に力をいれています。
<交通事故にあったら?!>
①身の回りの安全の確保
②警察(場合によっては救急車)に連絡
③保険会社に連絡、受診予定のクリニックの名前を伝える
④整形外科を受診する
⑤早期に継続して治療を受けると、自賠責保険が適応され自己負担なし(無料)で治療を受けることが可能!
<交通事故後は、痛みがなくても受診すべき!>
①身体の内部に損傷がある可能性がある。
②後から症状が出ることもある。
③手続きや保険請求で診断書が必要な場合がある。
④事故との因果関係や不正請求を疑われないため。
⑤通院開始が遅いと、後遺障害等級認定が受けにくくなる。
<事故の怪我の特徴>
・後から症状が出ることが多い
・症状が長引くことがある
・痛みが強い
・精神的ストレスも関与する
<当院の交通事故診療>
1)問診・検査
整形外科専門医による問診、触診と合わせて、画像(エコー、レントゲン)検査、必要に応じてMRIでの精密検査を行います。
2)診察
丁寧な診察で、痛みの原因を調べます。
レントゲンに異常がなくても、画像にうつらない筋肉・神経・靭帯などのダメージをおっている可能性があり、総合的に判断して治療を提案します。
3)治療
適切な症状に応じた処方はもちろん、理学療法士によるマンツーマンの運動器リハビリテーションが有用です。患者さん一人一人の症状に合わせたリハビリや、日常生活での注意点などの指導も行います。適宜、物理療法も組み合わせ、総合的に症状改善のための治療戦略を練っております。
4)診断書
医師が怪我の状態を証明するための書類です。交通事故の怪我と証明できないと、相手の保険会社に請求することができません!患者さんが治療に専念できるようしっかりと診断書を作成し、最後まで責任を落ち、サポートしていきます。
<診断書は何に使うの?>
・警察に提出し、人身事故として処理してもらうため必要
・相手の保険会社に提出し適切な損害賠償を請求するために必要
・後遺障害等級認定を受ける際、必要
<リハビリ頻度の目安>
理学療法士によりリハビリ・・週3回以上
物理療法(いわゆる電気)・・・毎日
<最後に>
交通事故にあったら、すぐに受診してください。数日後に症状が出たり、自律神経の乱れで頭痛や吐き気が悪化することがあるからです。我慢していると痛みが強くなり、長引くことがあるので早期に整形外科を受診し後遺症が残らないように治療しましょう。
また、継続して治療することが重要です。自賠責保険での治療は無料ですが、一定期間を過ぎると症状が残っていても保険会社からの支払いがなくなってしまうことがあるためです。交通事故後は、治療を集中的に行いしっかり継続することが大切です。